こんにちは。
薬屋のひとりごとを読んでいると様々な妃が登場しますよね。
序盤によく出てくる玉葉妃などはまだわかっていても、ほかの妃の関係性がこんがらがったりしてこないでしょうか?
今回はそんな人のために、薬屋のひとりごとに登場する四夫人をまとめました。
四夫人でわからないことがあればそのたびにこの記事に来て、確認していってください!
それでは早速書いていきます。
薬屋のひとりごとの四夫人
薬屋のひとりごとの世界は中国の唐がモデル。
ということで、今ではありえませんが当時は複数の奥さんを持つことが普通の世界でした。
特に皇帝などの権力のある人物は、自身の家を相続していくために世継ぎを生まなければいけません。
そのため作中の皇帝も何人もの妃をめとっています。
その中でも最上級の妃が、皇后。
ただし、今の皇帝は皇后をとっていません。
そのため現状の最高の妃は、上級妃である四夫人
であります。
その下には芙蓉妃といった中級妃が存在しています。
今回は作中でよく登場する、四夫人について後宮編までの範囲で詳しくまとめていこうと思います。
(この内容は薬屋のひとりごと4巻までの内容を含みます。ネタバレになる恐れがある人はこれ以上は読まないことをおすすめします。)
薬屋のひとりごとについて詳しくは↓
四夫人
『貴妃』 玉葉妃
貴妃にあたるのは玉葉妃です。
猫猫がはじめ後宮勤務の時に仕えていたのがこの玉葉妃です。
赤い髪と翡翠色の瞳が特徴的な人物です。
おっとりとした性格で、明るい人ですが、その一方で用心深い人物でもあります。
現状一番皇帝に気に入られています。
年齢は19歳。
想像以上に若いですね。
猫猫よりは年上とはいっても、今の大学生くらいの年です。
住んでいるのは翡翠宮になります。(猫猫が務めていたのも翡翠宮)
侍女
玉葉妃は用心深い性格なため、侍女は猫猫を除くと4人しかいません。
侍女頭の紅娘、そして桜花、藍蘭、貴園、の4人です。
数こそ少ないですが、4人共とも優秀で仕事をこなすのが速いため、あまり困っていないようです。
侍女も玉葉妃も優しい人物で、猫猫にもあたたかく接していました。
皇帝の娘、鈴麗(公主)がいる
今の皇帝の娘の鈴麗(公主)の母です。
おしろいの鉛毒によって一時は命が危なかったですが、猫猫によって助けられました。
詳しくは一話「後宮の呪い」を読んでください。
『賢妃』 梨花妃
賢妃は梨花妃です。
こちらも玉葉妃と同様、一話から登場している妃です。
自尊心はあるが高慢ではない、このように猫猫は梨花妃を評価しています。
自身にみなぎっているような態度や言動が見ていてかっこいいキャラですね。
また、豊かな身体が特徴です。
猫猫に命を救われてからは、猫猫のことを相当気に入っているように感じます。
水晶宮に住んでいます。
侍女
梨花妃には多くの侍女がいます。
ただ、猫猫への当たりはひどく、一時期は猫猫がいじめられていました。
猫猫が脅したこともあり、今では水晶宮の一部の侍女は猫猫を見るとおびえるようになりましたね(笑)
皇帝の息子、東宮を死なせてしまう
梨花妃と皇帝の間に東宮(息子)が生まれました。
しかしながらおしろいの毒によって、生まれて間もなく東宮は亡くなってしまいました。
猫猫が注意したにもかかわらず、侍女がおしろいを塗り続けていたのが原因だったそうです。
東宮がなくなったことで精神が不安定になり、おしろいの毒がより効いて命の危機にまで陥りましたが、そこを猫猫が助けました。
それ以降は猫猫を気に入り、大きな信頼を置いているように感じられます。
『徳妃』 里樹妃
徳妃は里樹妃です。
四妃の中でも最年少で14歳です。
ホントに若いですよね。
現在だとまだ中学2年生の年齢で嫁入りしていると考えるとなんだかかわいそうです…。
性格は子供っぽいところがあります。
気を許す相手に対してはお茶目な感じの態度をとる一方で、猫猫など興味のない相手に対しては不機嫌でむすっとした態度になることもあります。
感情の上下が結構あるキャラです。
四妃の中では私個人的にはマスコットキャラのような立ち位置に感じています。
金剛宮に現在住んでいます。
実は前皇帝の妃
実はこんなに幼い里樹妃ですが、前の皇帝の妃でもあったのです。
前の皇帝は幼女好きということらしいですが、それにしてもあり得ない話ですよね。
九歳で前皇帝の妃になっており、前皇帝が崩御してからは現皇帝の妃となっています。
侍女
徳妃にもそれなりの数の侍女がいます。
ただ、先ほど述べた前の皇帝の妃であった点や、妃としての仕事を全うできていない点などから、侍女にはいじめられています。
あえて場違いな服装をさせたり、嫌いな食べ物を食べさせたり…。
翡翠宮の人たちとは反対もいいところです。
いろんな面から、里樹妃はかわいそうだなと思われてたまらないです。
『淑妃』 阿多妃
淑妃は阿多妃です。
四妃の中では最年長の妃です。
四妃の中でも男らしい部分があり、精悍な様子がうかがえます。
以前は今の皇帝と友人関係にありましたが、現在では妃という立場にいます。
かなり大人っぽいキャラで、落ち着いた様子がカッコイイキャラクターです。
今の皇帝との関係
今の皇帝とはもともと友人でした。
今の皇帝の指南役として接しているときに、今の皇帝の子供をはらんでしまいます。
猫猫のおやじ羅門の協力もあり何とか赤ちゃんは生まれるも、書物上ではそのあとはちみつが原因で亡くなってしまいます。
ただ、実際のところはちょうどそのころ生まれた、前の皇帝と前の皇后の子供とすり替えられていた可能性が高く、皇帝の弟という形で生きていると考えられます。
皇帝の弟については4巻時点では謎が多いですが、阿多妃も深くかかわっていることは確実です。
壬氏との関係
阿多妃と壬氏は何かしらの関係があると思われます。
まず一つ目の理由として、顔つきが似ている点。
女官のような宦官である壬氏と、精悍な男性のような妃の阿多妃。
特徴としては大きく似通っています。
また、二つ目として阿多妃が妃を降りる前日に壬氏と酒を交わしていたことが明らかになっています。
壬氏によると壬氏を振り回すことができるような人物だそうです。
果たして壬氏との関係はいつか明らかになるのか、楽しみなところです。
(追記)
アニメもすべて終わったので改めて。
阿多妃は壬氏の母親である可能性が高いです。
おそらく壬氏は現在の皇帝と阿多妃の間に生まれた息子であり、壬氏は皇位継承の権利を持っているということになります。
ここまで大きな役割を果たしている阿多妃があっさりと引き下がるとは思えないので、また出てくるのではないかと期待しています。
詳しくは薬屋のひとりごとBG版4巻。または↓
【new】 淑妃 楼蘭妃
阿多妃の後に淑妃として新たに入った妃。
年齢は17歳で猫猫と同い年だそうです。
薬屋のひとりごとアニメ1期の時点ではこれといって本人からのセリフはなく、まだまだ謎多き人物です。
猫猫の妃教育にも特に関心を見せる様子もなく、それ以降猫猫と直接の話すことはないままです(アニメ1期時点では)
ただ、猫猫と同い年ということもあり、謎も多いのでので今後大きなカギを握る人物となるのは間違いないでしょう。
服装を毎回大きく変え、化粧も濃い
楼蘭妃は毎日のように服装を大きく変えています。
噂によると東西南北あらゆる種類の衣装をそろえているそうです。
皇帝もどれが楼蘭妃が分からなくなるほどだとか(笑)。
これは単なるおしゃれの枠を大きく超えているような気がします。
化粧もかなり派手で実際の顔が分かりません。
猫猫が服装や化粧を変えると誰だかわからなくなるように、楼蘭も正体を隠しているのかもしれません。
そうだとしたら楼蘭の正体が何なのかも気になりますね。
楼蘭妃の親は重臣
楼蘭妃の父親は重臣にあたります。
おそらく楼蘭妃がいきなり四夫人の一角として入内できたのもこの親の力でしょう。
楼蘭妃の父親は先帝の母親の女帝からの寵愛を受けていたそうです(BG版7巻より)。
そのためいまだに楼蘭妃の父親には、皇帝でも頭が上がらない存在です。
楼蘭妃自体がというより、楼蘭妃の父親が今後どのような行動をとるのかで、物語が進んでいきそうです。
薬屋のひとりごと 四夫人まとめ
今回は混同しがちな薬屋のひとりごとの四夫人についてまとめてみました。
四夫人についてよくわからなくなったら、そのたびにこの記事に来て辞書のように使ってもらえると嬉しいです!
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