みなさん「薬屋のひとりごと」は読みましたでしょうか。
この記事では、「薬屋のひとりごと」はじめ3話分の内容を踏まえたうえで、主人公である猫猫(マオマオ)の
などについて詳しく解説していきます。
とても賢い部分を持ち合わせながらも、どこかかわいい猫猫についてこの記事を通して深く知っていきましょう!
猫猫の年齢
猫猫の年齢は第一話で明らかにされました。
猫猫は17歳。
「齢十七にして達観している猫猫の」
薬屋のひとりごと1巻より
現代でいうと高校生にあたります。
年齢的には高校生ですが、作中の猫猫は初々しい感じもなくとても大人っぽいですよね。
ただ、現代において17歳なだけで、この時代では17歳は若いという扱いではないです。
この「薬屋のひとりごと」の時代背景は9世紀の中国。
いわゆる唐の時代であり、有名な人物だと楊貴妃などが挙げられます。
日本は平安時代のころですね。
この時代は早婚の傾向があり、女性は15歳を過ぎれば嫁ぐのが普通だったので、猫猫は婚期でいうとあと少しで逃してしまうくらいの年齢。
なので猫猫は特段若くして後宮仕えをしている、というわけではないのでしょう。
実際に猫猫が仕えている妃の年齢も猫猫と近いです。
猫猫の正体
猫猫はもともと薬師、いわゆる薬屋でした。
タイトルにもある通りですね。
文字が読める
かつ、当時としては珍しく文字が読めます。
「田舎娘の識字率なんて半分行けば上出来であろう」
薬屋のひとりごと1巻より
「女官の中には字を読めないものも多くいる」
薬屋のひとりごと1巻より
と作品中でも書かれているように、当時の中国の識字率はそれほど高くないです。
字が読める猫猫はいうならば優秀な方に属しています。
薬屋のため科学関係の知識も普通の人より豊富です。
そしてのちにも述べますが、学問とかではなくそもそも猫猫は賢いので、後宮仕えする女官の中では相当優秀であると言えるでしょう。
薬屋として生活していた猫猫ですが、一話でもふれられたように人攫いに誘拐されて後宮仕えをしています。
「先日薬草採取に出掛けた森で傍迷惑にも人攫いに誘拐されてしまった」
薬屋のひとりごと1巻より
そして猫猫の給料は誘拐犯に間引きされてしまうようですね。
おとなしくしていればそのうち後宮を出られると見込んでいた猫猫ですが、自身の好奇心によって妃に仕えるという出世を果たしてしまい、まだまだ出られそうになくなってしまいましたね(笑)
猫猫の賢さ
薬屋のため、毒や薬の知識が豊富
猫猫は薬屋なだけあって薬や毒については特に詳しいです。
一話でも呪いの噂の
というわずかな情報から呪いの原因を突き止めました。
猫猫の推察力
知識も豊富ですが、その知識を使って即座に原因を突き止める猫猫の推察力も流石です。
壬氏に猫猫が断定されたときも
壬氏はそばかす、文字が読めるくらいの情報しか持っていない
という点から推察して
そばかす、文字が読めるという情報しかない…
⇓
そばかすの女の子を集めて、文字で指示を出したときに従う人を突き止めればいい
という方法で猫猫を特定したことを瞬時に見抜きました。(結局逃げるには少し遅かったですが笑)
この知識量と推察力でこれから様々な謎を解決していきそうですね!
家族関係
1話から3話に置いては、猫猫がおやじと呼ぶ父親が一人いることがわかっています。
おそらく父親も薬屋でしょう。
そんな父親も猫猫の毒の興味には引いていましたが…
まだ出てきていませんが、母親は存命なのでしょうか…?
また、今のところ兄弟についても言及はされていません。
また、人さらいにさらわれる前は花街という娯楽街に住んでいたことが述べられています。
毒への耐性
猫猫は一般の人よりも毒に耐性があることがわかっています。
その理由として描かれているのがこのコマ
父親からマッド・サイエンティストと呆れられるほど色々な毒を「自分自身に」試していたのでしょう。
いや…いくら毒に興味があっても、恐ろしいことしてますね…
ただ、このおかげで多少の毒なら痺れる程度しか影響がなくなりました。さすがです(笑)
読者の皆さんは、猫猫が毒にあたったら…などと心配する必要はなさそうです。
毒に目がない
猫猫にも可愛いところがあります。
毒や薬に目がないため、毒や薬を目にすると子供のようにはしゃいだりしてしまうのです。
可愛いですよねw
初めて医務室に入ったときは、うれしさのあまり踊り始めてしまうなど、意外とお茶目な部分もあったりします。
猫猫は魅力的なキャラ
今回は薬屋のひとりごとの主人公、猫猫の正体などについて解説してきました。
猫猫は掘り下げれば掘り下げるほど魅力的なキャラです。
猫猫について詳しく知り、薬屋のひとりごとを、より楽しんでください!
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