薬屋のひとりごとのキーパーソンの一人ともいえるのが、謎の女官「翠苓」。
アニメ第一期では一度死んだようになったのちに蘇りの薬を使って復活し、逃亡しました。壬氏の殺害を画策しており、猫猫と対立するような敵キャラとして今までのところ描かれています。
逃亡後、長いこと翠苓は出てきませんでしたが、氷菓の回で翠苓らしき人物が登場しました…!
果たしてこの人物は翠苓なのか、考察していこうと思います。
ほぼ翠苓とみて間違いない
まず初めに結論を言ってしまうと、氷菓の回で出てきた翠苓らしき宦官は、翠苓本人とみてほぼ間違いがないと思います。
どの宦官かというと、増員で新規で入った宦官のうち美形で人気があるとみられていて、壬氏に視察されていた宦官です。

目の部分がほとんど隠れていてはっきりと姿を確認できませんが、髪型や長身のところから見て翠苓と背格好や容姿は似ています。
ではここから翠苓とみて間違いがないという根拠を説明していこうと思います。
体の左側がしびれているのは後遺症

高順によると、例の宦官は体の左側が痺れているそうです。
これは、翠苓の使った蘇りの薬の後遺症ではないでしょうか?
翠苓は一度死んだ後蘇るような蘇りの薬を服用したと思われています。
その蘇りの薬には朝鮮朝顔(曼荼羅華)などの猛毒ともなり得る薬草や成分が含まれている可能性が高いです。
つまり、猛毒の入った蘇りの薬にはそれなりの副作用が存在していてもおかしくないです。
体の左半分が痺れているというのはまさにその副作用と考えて自然なのではないかと思います。
宦官かどうかのチェックは触診

また、やぶ医者のセリフから、宦官であるかどうかのチェックは後宮では触診がメインであることが明らかになっています。
つまり、実際に見て確認するのではなく、あくまで触覚の面でごまかせればいいわけです。
触診だけのチェックであれば女性であれば宦官かどうかのチェックは通過しようと思えば通過できると思います。
そもそも女性が紛れているなんて事態はイレギュラー過ぎて想定されていないと思うので、そういう点から見てもチェックは通過できると思います。
さらに、たくさんの新たな宦官を後宮に採用したという状況から、たくさんの宦官をチェックしなければならずチェックが甘くなっていた可能性もあります。
このような点から、翠苓が宦官かどうかのチェックを通過できた可能性は高いと思います。
翠苓は長身であるので男性のふりがしやすい
さらに翠苓は宦官と見間違えられるほどには背が高いという点です。
宦官というのは男性に限られるので、もし宦官に翠苓が紛れているとなれば翠苓は男性のふりをしなくてはなりません。
その点、翠苓は長身で背格好で男性と勘違いさせられる可能性は高いです。
また、肌を見せたがらないという点も、肌を露出すると女性であるのがばれてしまうからとも考えられます。
ほぼ翠苓とみて間違いない
以上の点から、例の宦官は翠苓であるとみてほぼ間違いないと思います。
今回は明らかにされませんでしたが、またこの宦官がストーリーにかかわってくる可能性は大いにありますので要チェックです!
今後カギを握るのは子翠…?
翠苓らしき人物が登場したわけですが、今後の展開は個人的には子翠が握っていると思います。
理由は以下の二点です。
翠という字が共通している

一番大きな点は名前です。
翠苓と子翠は「翠」という字が共通しています。
子翠が登場したとき少なからず翠苓との関係を疑った人も多いと思います。
気が付けば子翠は猫猫の友人のような関係になり、翠苓との関係があるかはいまだわかっていませんが、何の理由もなく「翠」の字を持つ人物を登場させるとは思わないので、子翠は何らかの形で翠苓と関わってくると思っています。
氷菓の騒動の後すぐに駆けつけた

氷菓の騒動のあと、猫猫の作ったアイスを食べているといつの間にか子翠も来ていました。
神出鬼没な子翠なので違和感を感じなかったかもしれませんが、これは子翠が近くにいた事を示すヒントともとらえられます。
猫猫が騒動に対処しているころ、子翠も近くにいて水汲み場にいる翠苓と接触していたからこそ、小蘭が氷を壊してしまったことも猫猫が対処していることも知っていたと考えてもおかしくはないはずです。
以上のような理由から、今後は子翠が大きなカギを握ってい行くのではないかと思います。
翠苓と同時に子翠に動向も要チェックです!
翠苓第二章の幕開け
今回は薬屋のひとりごと「氷菓」の回に登場した翠苓らしき宦官の正体について考察してきました。ほぼほぼ翠苓で確定だと思いますが、今後どのように話が展開していくのか楽しみです!
今後にも期待です!!