こんにちは、ヒスイです。
突然ですが堀越耕平先生のマンガであり、少年ジャンプの中でも一位二位を争う「僕のヒーローアカデミア」というマンガをご存じですか?
ヒロアカという略称で親しまれていて、アニメも人気で6期まで放送されてきました。
この記事ではヒロアカのファンをさらに増やして、ヒロアカの良さを多くの人に知ってもらいたいと思い、ヒロアカの面白さを語っていこうと思います。
ヒロアカは王道の成長物語のように感じてしまいますが、実は複雑な物語です。
この記事を読み切ったころにはヒロアカがより一層面白く読めますので、ぜひぜひ最後までこの記事を読み、ヒロアカを楽しんでください。
ヒロアカは私が読んできたマンガの中で一番面白いと思うマンガです。
この記事を機にヒロアカファンになってくださるとうれしいです。
ヒロアカはつまらない?
まずは多くの人が思っているかもしれない誤解を解いていこうと思います。
ヒーローアカデミアと聞くと、
ヒーローもので子供受けしそうな漫画なのかな?
戦闘シーンが多くて大人には物足りない、つまらないものなんじゃないかな?
と思うかもしれません。
かくいう私も子供には面白いかもしれないが何かつまらなそうだと思っていました。
ですが実際読んでみるとそんなことはないのです!
実はヒロアカは現代社会の差別やいじめといった問題について考えさせられたり、友達や仲間の大切さを感じたりする、深いマンガなのです。
一つ例を出すと、ヒロアカの世界は誰もが特殊能力を持つ世界です。
この特殊能力が作中では「個性」と呼ばれています。
「個性」です。
特殊能力とか○○パワーとかではなく個性と呼ばれています。
つまり特別な個性があると差別を受けてしまう現代社会を暗に風刺していると思いませんか?
ある人の特別なことはただの個性であり、個性は誰もが持っているもの。
差別するべきものではなく、尊重するべきものである。
といったメッセージを感じます。
こういった深いことを考えさせられるマンガこそがこの「僕のヒーローアカデミア」なのです。
それなので子供はもちろん大人も、何なら大人のほうが楽しめるマンガになっています。
あらすじ
あらすじを簡単に紹介していこうと思います。
まだヒロアカを読んだことがない人もこの記事を見ていると思いますので、ネタバレは極力控えてあらすじを説明していこうと思います。
舞台は日本。
中国で特異体質の赤子が生まれたのを皮きりにいつの日からか人々はそれぞれ特異体質(特殊能力)、いわゆる「個性」を持つのが当たり前となっていた。
人々が個性を持つ世界では、個性を乱用した敵(ヴィラン)が犯罪行為を繰り返していた。
その敵を取り締まるべく、ヒーローと呼ばれる人々が敵から市民を守るようになっていった。
架空(ゆめ)は現実に。
いつの間にかヒーローは職業として認知されるようになった。
そんな世界の中で、主人公である緑谷出久、通称デクは個性を持たない「無個性」として生まれてきた。
無個性ではヒーローにはなれない。
それでもあきらめきれないデクはある出来事をきっかけにNo.1ヒーローのオールマイトの力を借りて個性を手にする。
デクはヒーローになるべくヒーロー科の頂点である雄英高校に入学し、仲間とともに成長していく。
簡単ではありますが、このようなストーリーのマンガが「僕のヒーローアカデミア」です。
ヒロアカの面白さ
では今回の話のメインである、ヒロアカの面白さについて解説していきます!
セリフにつながりがある
ヒロアカの面白さその一はセリフにつながりがあるという点。
ヒロアカではセリフが何回も違う意味を持って登場します。
デクが友達に向かっていった一言が、デクが自分を見失っている場面で友だちに言われたり。
例えば序盤のほうに出てくる轟焦凍の「なりてえものちゃんと見ろよ!」というセリフ。
「なりてえもんちゃんと見ろ!!」
僕のヒーローアカデミア6巻より
このセリフは兄の敵に捕らわれてらしからぬ行動をとる飯田天哉に向けて焦凍が放ったセリフです。
実は以前に焦凍がデクと戦ったときに、焦凍は憎き父親の個性を使わないように封じながら、全力でない状態で戦っていたため、デクに
「笑って 応えられるような カッコイイ人に… なりたいんだ だから全力で!やってんだ 皆!」
僕のヒーローアカデミア5巻より
と言われました。
その言葉から焦凍は母親が以前言っていた
「いいのよおまえは 血に囚われることなんかない なりたい自分に なっていいんだよ
という言葉を思い出し、ハッとした場面がありました。
その時の学びをもとに今度は飯田に対して焦凍が諭しているんです。
デクに言われたことをちゃんと反省して行動を起こせているからこそこのセリフが自然に言える。
焦凍の成長を垣間見ることができる胸が熱くなるセリフです。
正直ここで文字にしてこの感動を伝えることは不可能なので、ぜひ実際に読んでみてください!
キャラクターひとりひとりが魅力的!
2つ目の魅力は登場するキャラクターひとりひとりが魅力的だという点です。
これはヒーロー側の、つまり味方側のキャラクターに限りません。
ヒロアカは敵も魅力的で、どこか共感できるキャラクターになっています。
ヒロアカの敵キャラは普通の人と何も変わらないのに、少し道を外れたり少し振る舞いが違ったりしたことで敵になってしまったキャラが多いです。
敵キャラに至るまでの過去が丁寧に描写されているのですごく共感できます。
もちろんヒーロー側のキャラクターも個性的でとても魅力的なキャラがたくさんです。
こちら側のキャラも敵キャラ同様にそれぞれのエピソードが事細かに書かれています。
とくに、緑谷出久、爆豪勝己、轟焦凍のオリジン組と呼ばれる三人は過去が何話にも渡って描かれていて、ここに至るまでに何があったのかを詳しく知ることができます。
キャラそれぞれの生い立ち、バックボーンを知るとよりそのキャラに愛着が湧いて読むのが一層楽しくなります!
主人公デクのクラスには20人の同級生がいるのですが、その一人ひとりの事情がわかるように徐々に描写されていくので、きっとお気に入りのキャラが見つかると思いますよ。
一コマの書き込みがすごくて、迫力がある
3つ目は絵に関して。
ヒロアカを描いている堀越先生は画力がとても高いです。
アメコミ風の画風でこのヒロアカは描かれていますが、戦闘シーンやぐっと来るシーンなどの書き込みはすごいです。
例えばこの投稿↓にはマンガのシーンが書かれています。
#ヒロアカ 37巻は2月3日(金)発売!
— 僕のヒーローアカデミア公式 (@myheroacademia) February 2, 2023
使命も、未来も、戦いの行く末も、
最後の継承者へ託された。
もう大丈夫。僕が来た。
ー物語は、最終決戦へー#僕のヒーローアカデミア
👇画像をクリックして、デクたちの激闘を見てみよう。
👇37巻購入はこちらhttps://t.co/ca0yumMS1E pic.twitter.com/6vQfmE3kuM
画像をクリックしてみてください。
どうでしょうか。作画の迫力を感じてもらえたでしょうか?
ここまで絵の迫力がすごいと、漫画を読んでいるはずなのにキャラたちの動きが見えてくるような、そんな錯覚に陥ります。
迫力がすごく、かっこいいシーンはとてもかっこよく、感動するシーンはより感動します。
また、コマ割りについてもかなりこだわられています。
見開き2ページで大きくコマ割りされている箇所もあり、迫力が増しています。
漫画のポテンシャルを最大限に生かしたコマ割りもヒロアカの漫画の魅力です!
ヒロアカは最高に面白い漫画
結論として、ヒロアカは最高に面白い漫画です!
読んでない人は損していると思います。
たかが漫画と思うかもしれませんが、笑いあり涙ありの、とくに感動する鳥肌が立つシーンが盛りだくさんの漫画こそが、「僕のヒーローアカデミア」という漫画です。
ぜひこの機会に一度読んでみてください!
電子でも読むことはできますが、おすすめは紙の漫画で読むことです。
紙で読んだほうが更に迫力が増します。
読んだらぜひ感想などをSNSで書いてみてください。見に行きます!
こちらの記事でワンフォーオールについて徹底解説してますので併せてご覧ください。
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